WordPressでSEO対策を強化する方法!おすすめテーマやプラグインを紹介
近年、ウェブサイトがビジネスの成功にとって不可欠なものとなっています。
しかし、ただウェブサイトを持っているだけでは、ビジネスの成功につながらないことが多くあります。
なぜなら、検索エンジン上での表示順位が低い場合、ほとんどのユーザーがウェブサイトを見つけることができないからです。
この記事では、SEOの基本的な概念からWordPressを使ったSEO対策について解説します。
この記事のポイント
- WordPressがSEOに強い理由
- SEOに強いWordPressテーマ
- SEOのためのWordPressプラグイン
この記事を読むことで、WordPressを使ったSEO対策の方法やSEOに強いテーマやプラグインの紹介など具体的な手法を学ぶことができます。
ウェブサイトを持っているビジネスオーナーやマーケター、ウェブデザイナーなどSEO対策に興味のある人は、この記事を参考にして自分のウェブサイトをより多くの人に知ってもらえるようにすることができます。
目次 [非表示]
SEO対策とは?
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン上でのウェブサイトの表示順位を上げるための最適化施策のことを指します。
検索エンジンの仕組み
検索エンジンの仕組みについては、大きく分けて以下の3つのプロセスがあります。
クローリング(巡回)
検索エンジンは、Webページを自動的に巡回してインデックス(索引)化します。
この作業をクローリングと呼びます。
検索エンジンは、Webページのリンクを辿って新しいページを発見し、その内容を分析してインデックスに登録します。
インデックス作成
インデックス作成は、クローリングされたWebページの内容を解析し、検索エンジンのインデックスに登録する作業です。
インデックスには、Webページのタイトルや本文、画像、リンクなどが含まれます。
ユーザーが検索クエリを入力すると、検索エンジンはインデックスから対象のWebページを検索します。
検索結果の表示
ユーザーが検索クエリを入力すると、検索エンジンはインデックスから対象のWebページを検索し、それを基に検索結果を表示します。
検索結果は、検索エンジンのアルゴリズムに基づいて、表示順位が決定されます。
SEOの重要性や必要な要素
検索エンジンは、検索結果の上位に表示されるWebページが、ユーザーにとって有用で信頼性が高いと判断しています。
そのためSEO対策を行わない場合、検索エンジンが認めないコンテンツや、重複コンテンツ、不適切なキーワードの使用、適切な内部リンクの構築などが原因で検索エンジン上での表示順位が低くなり、アクセス数が減少することがあります。
一方で、SEO対策が行われているサイトは検索エンジン上でより上位に表示されるため、ユーザーからのアクセス数が増加する可能性が高くなります。
SEO対策を行うことで、適切なキーワードの使用や内部リンクの構築、適切なメタ情報の設定などができるため、検索エンジンが認めるコンテンツが作成されます。
それにより検索エンジン上での表示順位が上がり、ユーザーからのアクセス数が増加することが期待できます。
さらに、アクセス数が増加することで、ウェブサイトの認知度やブランドイメージの向上、売り上げの増加などにつながる可能性があります。
SEOに必要な要素
- キーワード選定
- メタデータ
- 画像の最適化
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SEOに効果的なコンテンツ制作
SEO対策のコンテンツ作成を行うことでユーザーのニーズに合ったコンテンツを提供し、検索エンジンからの評価を高めることができます。
SEO対策のためのコンテンツ作成には、以下のポイントが重要です。
ユーザーが求める情報を提供する
検索エンジンの目的は、ユーザーが求める情報を提供することです。
そのためSEO対策のコンテンツ作成においても、ユーザーが求める情報を提供することが重要です。
具体的には、キーワードに関連する情報やユーザーの問題を解決する情報などが含まれます。
読みやすく分かりやすい文章を作成する
コンテンツが読みにくい理解しづらい場合は、ユーザーが離脱してしまう可能性が高くなります。
そのためSEO対策のコンテンツ作成においては、読みやすく分かりやすい文章を作成することが大切です。
具体的には「短い文で分ける」「見出しを使って文章を整理する」「適切な図や表を挿入する」などの方法があります。
キーワードを適切に使用する
キーワードは、検索エンジンがコンテンツの内容を理解するための重要な指標です。
そのためSEO対策のコンテンツ作成においては、適切にキーワードを使用することが重要です。
画像の最適化を行う
画像も、SEO対策の重要な要素のひとつです。
画像を適切に最適化することで、検索エンジンからの評価を高めることができます。
具体的には、ファイル名やalt属性、サイズの最適化などがあります。
WordPressがSEOに強いと言われる理由
WordPressがSEOに強いと言われる理由には以下のような点が挙げられます。
コンテンツの更新がしやすい
WordPressは管理画面から簡単に記事やページを作成、更新、削除することができます。
これによって、常に最新の情報を提供することができ、検索エンジンからも評価されやすくなります。
パーマリンクの自動生成機能
WordPressは、記事のタイトルなどから自動的にパーマリンクを生成する機能があります。
適切なキーワードを含んだパーマリンクを作成することで、検索エンジンからも評価されやすくなります。
モバイルフレンドリーなテーマが多い
WordPressのテーマは、レスポンシブデザインに対応しているものが多いため、スマートフォンやタブレットなどのデバイスでも表示がきれいに行われます。
モバイルフレンドリーなサイトは、検索エンジンからも評価されやすくなります。
SEOプラグインの利用ができる
WordPressには、SEO対策に役立つプラグインが数多く存在します。
例えば、「Yoast SEO」や「All in One SEO Pack」などは、タイトルやメタデータの設定、XMLサイトマップの自動生成など様々なSEO対策機能を提供しています。
サイトスピードが向上しやすい
WordPressには、キャッシュプラグインなどの利用によってサイトの読み込み速度を向上させることができます。
サイトスピードが速いとユーザーからの評価が高くなるだけでなく、検索エンジンからも評価されやすくなります。
WordPressでできるSEO対策
WordPressでは、既存のテーマやプラグインを利用することで、以下のようなSEO対策を行うことができます。
- キーワード選定とタイトルタグの最適化
- メタデータの最適化
- 内部リンクの最適化
- 画像の最適化
- スピードの最適化
- サイトマップの作成
WordPressテーマの選び方
WordPressのテーマを選ぶ際には、以下のポイントに注目することが重要です。
デザイン
目的やイメージに合ったデザインが実現できるかどうか、スマートフォンやタブレットなど様々なデバイスでの閲覧に対応しているかどうかを確認しましょう。
速度
読み込み速度が遅いとユーザーの離脱率が高まりSEOにも悪影響を与えます。
テーマの速度についても確認しておきましょう。
SEO最適化
SEO対策に有効な要素が組み込まれているかどうかを確認しましょう。
例えば、正しいHTMLタグの使用やメタデータの最適化ができるかどうかなどです。
カスタマイズ性
テーマのデザインを自由にカスタマイズできるかどうかも確認しておきましょう。
WordPressの強みの一つは柔軟なカスタマイズが可能な点です。
テーマをカスタマイズするには、HTML・CSSやJavaAcriptやPHPといった言語の知識が必要となる場合があります。
サポート
開発元がしっかりとしたサポートを提供しているかどうかも確認しておきましょう。
問題が発生した場合に、適切に対応してくれるかどうかが大切です。
オリジナルテーマを作成する
目的やイメージに合ったデザイン、動きが実現できなそうな場合には、オリジナルテーマを作成する方法もあります。
オリジナルテーマを作成する場合には、制作会社の知識や技術力に依存する形になります。
そのため、制作会社選びは慎重に行いましょう。
また、既存のテーマを使用するよりも費用がかかる点も注意しましょう。
SEOに強いWordPressテーマ
SEOに強いWordPressテーマを選ぶことは、サイトの検索エンジン上での表示順位を向上させるために重要です。
SEOに強いWordPressテーマの特徴
これらの要素を考慮してSEOに強いWordPressテーマを選ぶことが大切です。
テーマだけではなく、プラグインやコンテンツの最適化も重要であることを忘れないでください。
また、行いたいデザインや機能が実現可能かも考慮する必要があります。
クリーンなコード
SEOに強いテーマは、クリーンで効率的なコードを持っています。
これにより、検索エンジンはサイトのコンテンツをより速く読み込むことができます。
レスポンシブデザイン
検索エンジンは、モバイルフレンドリーであることを好みます。
レスポンシブデザインを採用したテーマは、さまざまなデバイスで正しく表示され、検索エンジンの評価も高くなります。
タイトルタグとメタディスクリプションの最適化
テーマがタイトルタグとメタディスクリプションの最適化に対応している場合、SEOに有利になります。
これらは、検索エンジンにとって重要な情報であり、タイトルタグには重要なキーワードが含まれていることが多いです。
ページ速度の最適化
ページ速度は、SEOに影響を与える重要な要素の1つです。
テーマが最適化されたコードを持ち、画像や動画などのコンテンツを最適化する機能を持っている場合、ページ速度を向上させることができます。
SEOに対応した機能
SEOに対応したテーマには多数のSEO機能が備わっています。
例えば、SEOプラグインとの連携、検索エンジンに対するマークアップのサポート、構造化データの生成、スキーママークアップの自動適用などがあります。
WordPressのテーマ選びの際に考慮したいポイント
WordPressのテーマを選ぶ際には以下のポイントを考慮し、自分のサイトに合ったテーマを選ぶことが大切です。
テーマの更新やメンテナンスが定期的に行われている
テーマの更新やメンテナンスが定期的に行われているかどうかを確認することは非常に重要です。
WordPress自体がアップデートされるたびに、それに合わせてテーマもアップデートされる必要があります。
テーマが古くなるとセキュリティ的にも脆弱性の懸念が出てくるため注意が必要です。
レスポンシブデザイン
モバイルファーストインデックスに対応しているかどうか、スマートフォンやタブレットなどの端末での閲覧に最適化されているかどうかが重要です。
内部SEO
内部SEOに対応していることも重要です。
記事のタイトルや見出しタグ、画像のALT属性など、SEO対策に役立つ要素がしっかりと設定されているかどうかを確認しましょう。
デザイン性
ユーザーにとって魅力的で使いやすいデザインのテーマを選ぶことは重要です。
テーマのカスタマイズ性も重要なポイントで、デザインを自由にカスタマイズできるかどうかを確認することも大切です。
機能性
テーマに必要な機能が含まれているかどうかを確認することも大切です。
例えば、ソーシャルメディアの共有ボタン、フォーム作成、Eコマース機能など、テーマによって提供される機能に違いがあります。
自分のウェブサイトが必要とする機能が含まれているかどうかを確認しましょう。
サポートやマニュアルの有無
テーマのサポートやマニュアルが提供されているかどうかを確認することも重要です。
問題が発生した場合に適切なサポートが受けられることで、ウェブサイトの運用に影響を与えることを回避することができます。
セキュリティ
セキュリティは重要なポイントであり、テーマのセキュリティについても確認することは必要です。
WordPressのセキュリティは定期的なアップデートが必要であるため、テーマが更新される頻度を確認しましょう。
また、セキュリティ機能が含まれているかどうかも確認することができます。
WordPressテーマの無料と有料の違い
WordPressのテーマには、無料のものと有料のものがあります。その違いは以下の通りです。
機能やデザインの豊富さ
有料のテーマは、多くの場合、機能やデザインのカスタマイズがより豊富であることが多いです。
一方、無料のテーマは限られた機能とデザインに限定されることが多いです。
カスタマイズ性
有料のテーマは、一般的にカスタマイズ性が高くテーマ内で多くのカスタマイズオプションを提供することが一般的です。
一方、無料のテーマはカスタマイズオプションが限られている場合が多く、カスタマイズに制限がある場合があります。
品質
有料のテーマは、一般的に品質が高くデザインやコーディングの品質が高い場合が多いです。
一方、無料のテーマは、品質がまちまちであり、デザインやコーディングの品質に欠陥がある場合があります。
サポートやアップデート
有料のテーマは、サポートやアップデートが定期的に行われることが一般的であり、問題が発生した場合には専門家からのサポートを受けることができます。
一方、無料のテーマはサポートやアップデートが提供されない場合があります。
SEOに強いWordPressテーマ紹介
Cocoon(コクーン)
Cocoon(コクーン)は、デザイン性が高くシンプルで使いやすいレイアウトが特徴です。
また、レスポンシブ対応によりPCからスマートフォンまで、どんなデバイスでも同じように美しく表示されます。
また、SEO対策にも力を入れておりタイトルタグやメタデータなど、必要な項目を簡単に設定することができます。
マニュアルが充実しており、初心者でも簡単に操作することができます。
全体的に、使いやすさや機能性に優れ、多くのユーザーに支持されているテーマです。
デザイン性 | ○ |
レスポンシブ対応 | ○ |
表示速度 | ○ |
SEO対策 | ○ |
Xeory(セオリー)
Xeory(セオリー)は、シンプルかつモダンなデザインが特徴的なWordPressテーマです。
豊富なカスタマイズオプションがあり、様々な業種や目的に合わせたレイアウトやカラー設定が可能です。
レスポンシブ対応もしており、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でも快適に閲覧することができます。
SEO最適化のための様々な機能を備えています。
タイトルタグやメタディスクリプション、H1タグなどの基本的なSEO要素に加え、Googleアナリティクスとの連携など高度なSEO対策も可能です。
デザイン性 | ○ |
レスポンシブ対応 | ○ |
表示速度 | ○ |
SEO対策 | ○ |
Lightning(ライトニング)
Lightning(ライトニング)は、シンプルでモダンなデザインが特徴で、テーマのカスタマイズも簡単に行えるのため自分の好みに合わせたデザインにすることができます。
また、レスポンシブデザインに対応しており、スマートフォンやタブレットなどの様々なデバイスで見やすい表示を実現しています。
SEOにも考慮されており、メタデータやページタイトル、見出しタグなどを簡単に設定することができます。
Lightningは、有料版の「Lightning Pro」を購入すると、サポートを受けることができます。
使いやすいデザインや高速な表示、SEOにも配慮された設計など初心者から上級者まで幅広いユーザーにおすすめのテーマとなっています。
デザイン性 | ○ |
レスポンシブ対応 | ○ |
表示速度 | ○ |
SEO対策 | ○ |
JIN(ジン)
JIN(ジン)は、HTMLやCSSがわからなくても比較的わかりやすくデザインを変更することが可能です。
高機能な内容を初心者でも扱いやすいように設計されたテーマで、特にアフィリエイトやブログ記事を書く方に支持されています。
価格 | ¥14,800(税込) |
デザイン性 | ○ |
レスポンシブ対応 | ○ |
表示速度 | ○ |
SEO対策 | ○ |
THE THOR(ザ・トール)
THE THOR(ザ・トール)は、SEOに特化したテーマになり、内部SEO施策が網羅されているため、他のプラグインを入れる必要がないほどです。
また、国内最高水準のサイト読み込み、表示速度を誇っています。
一度テーマを購入すれば複数のサイトで利用できるため、複数サイト運用する方はお得に利用することができます。
価格 | ¥16,280(税込) |
デザイン性 | ○ |
レスポンシブ対応 | ○ |
表示速度 | ○ |
SEO対策 | ○ |
SWELL(スウェル)
SWELL(スウェル)は、ブロックエディターに完全対応しており、シンプルなのに機能の充実した様々なジャンルに対応可能なテーマになります。
また、2023年度の国内シェアランキングで1位になっています。
デザインはカスタマイズしやすいため、ブログだけではなくコーポレートサイトや採用サイト等にも使用しやすいテーマとなっております。
価格 | ¥17,600円(税込) |
デザイン性 | ○ |
レスポンシブ対応 | ○ |
表示速度 | ○ |
SEO対策 | ○ |
AFFINGER(アフィンガー)
AFFINGER(アフィンガー)は、「稼ぐ」に特化したWordPressテーマです。
アフィリエイト以外にも、ビジネスサイトで認知度アップやブランディング等の目標を達成するための構造や機能が充実してます。
価格 | ¥14,800円(税込) |
デザイン性 | ○ |
レスポンシブ対応 | ○ |
表示速度 | ○ |
SEO対策 | ○ |
SEOに効果のあるプラグインの導入
Yoast SEO
Yoast SEOは、WordPressのプラグインの1つであり、SEO対策を簡単に行えるようにするためのツールです。
Yoast SEOを使用すると、ウェブページのタイトルやメタ説明、キーワードなどを最適化することができます。
タイトル
- メタデータの最適化
- コンテンツの分析
- XMLサイトマップの生成
- スニペットプレビュー
- キーワードの最適化
- リダイレクトの設定
- Google Analyticsの連携
Yoast SEOは、無料版とプレミアム版があります。
プレミアム版では、コンテンツの読みやすさの評価、内部リンクの提案、スキーママークアップなどの追加機能が提供されます。
しかし、無料版でも十分に使える機能が揃っており初心者から上級者まで幅広く利用されています。
All in One SEO Pack
All in One SEO Packは、WordPressのSEO(検索エンジン最適化)に特化したプラグインの1つで、非常に人気があります。
タイトル
- メタデータの最適化
- コンテンツの分析
- XMLサイトマップの作成
- キーワードの最適化
- ソーシャルメディアの最適化
- Google Analyticsの連携
All in One SEO Packはサポートが充実しており、有料版を利用することでより充実したサポートを受けることができます。
また、プラグイン自体も定期的にアップデートされ最新のSEO対策に対応しています。
WWW Image Optimizer
WWW Image Optimizerとは、WordPressのプラグインの1つで、画像の圧縮を行うことでページの読み込み速度を向上させることができるツールです。
機能
WWW Image Optimizerは、アップロードされた画像を自動的に最適化してくれる機能を持っています。
また、既にアップロードされた画像にも手動で最適化を行うことができます。
最適化された画像は、元の画質を損なうことなくファイルサイズを減らすことができるため、ページの読み込み速度が向上し、SEOにも良い影響を与えることができます。
使い方
WWW Image Optimizerの使い方は非常に簡単です。
プラグインをインストールして有効化し、設定画面から最適化方法を選択します。
JPEGやPNGなど、最適化するファイル形式を選択できます。
これらの設定が完了したら、画像をアップロードするだけで、自動的に最適化が行われます。
注意点
WWW Image Optimizerを使用する際には、画像の品質を損なわずにファイルサイズを減らすことができるため、SEOに良い影響を与えることができます。
ただし、画像の品質に過度に影響を与えないように最適化レベルの調整には注意が必要です。
また、画像によっては最適化してもファイルサイズが大きい場合があります。
その場合は、画像自体のサイズを調整することで改善することができます。
WP Fastest Cache
WP Fastest Cacheは、WordPressサイトのページ速度を高速化するキャッシュプラグインの1つです。
機能
WP Fastest Cacheの主な機能です。
ページキャッシュ
作成されたHTMLページのコピーを保存し、次回アクセス時にそのコピーを表示することで、ページ読み込み速度を高速化する。
ブラウザキャッシュ
CSSやJavaScript、画像などのコンテンツをブラウザに保存することで、再アクセス時にサーバーからデータを取得する必要がなくなり、ページ読み込み速度を高速化する。
注意点
他のキャッシュプラグインと併用すると、動作が不安定になる可能性があるので同時に使用しないようにする。
Rank Math
Rank Mathは、WordPressのプラグインの1つであり、SEO(検索エンジン最適化)を容易にするために設計されています。
機能
Rank Mathの主な機能になります。
- コンテンツのSEO評価
- Googleサービスとの連携
- 検索エンジンとの連携
- 画像SEO
- 内部リンク・外部リンク
- リダイレクト設定
- サイトマップ送信
- キーワード分析
無料版でもできることが多くかなり高機能なプラグインですが、さらに高機能の有料版もあります。
Lazy Loader
Lazy Loaderは、画像の遅延読み込みを可能にするWordPressプラグインです。
機能
Lazy Loaderは、画像の遅延読み込みを行うことでページの読み込み速度を改善することができます。
通常、ページを読み込む際には画像も一緒に読み込まれます。
しかし、画像が多数あるページでは画像の読み込みに時間がかかってしまい、ユーザーは待ち続けることになります。
このような場合にLazy Loaderを使用すると、画像の読み込みを一度遅延させておきユーザーがスクロールした際に読み込むようにすることができます。
これにより、ユーザーはスムーズにページを閲覧することができ、またページの読み込み速度も改善されます。
SEO対策のためのサイト運用
SEO対策のためのサイト運用についていくつかのポイントを説明します。
コンテンツ更新の頻度を高くする
検索エンジンは、サイトの更新頻度やコンテンツの質を評価します。
頻繁に更新され、新しい情報が追加されたサイトの方がランキングが上がりやすくなります。
定期的なコンテンツの更新を心がけることが大切です。
内部リンクを効果的に使う
内部リンクは、サイト内のページ同士を結びつけるリンクのことです。
内部リンクを効果的に配置することでページの相関性を明確にし、検索エンジンにページの重要度を伝えることができます。
また、内部リンクにより、ユーザーがより深くサイトを探索しやすくなります。
サイトの構造を整理する
サイトの構造が整理されていると、検索エンジンがサイトをクロールする際にスムーズにアクセスできます。
また、ユーザーがサイトを利用する際にも、わかりやすいナビゲーションやカテゴリー構造を用いることでサイトの使い勝手が向上します。
スピードを意識する
サイトの読み込み速度は、ユーザーエクスペリエンスやSEOに大きな影響を与えます。
スピードを意識したサイト設計を行い、コンテンツの圧縮やキャッシュの有効化、画像の最適化などを行うことでサイトの読み込み速度を改善することができます。
SNSや外部サイトとの連携を図る
外部サイトとの連携により、サイトへのアクセス数を増やすことができます。
SNSや外部サイトにリンクを貼ったり、サイトと連動したコンテンツを配信することで、ユーザーの興味を引きつけることができます。
また、外部サイトからのリンクは、SEOにも大きな影響を与えるため、積極的に取り組むことが望ましいです。
まとめ
この記事では、WordPressを利用したSEO対策について解説してきました。
キーワード選定やメタデータ、画像の最適化、コンテンツ作成に加え、WordPressのテーマやプラグインを上手に利用することで、より効果的なSEO対策を行うことができます。
また、サイト運用にも十分注意し定期的な更新やセキュリティ対策を行うことで、検索エンジン上での上位表示を維持することが重要です。
以上のポイントを踏まえた上で適切なWordPressのテーマやプラグインを選定し効果的なSEO対策を実施していきましょう。
WordPressでのサイト作成やWordPressテーマのカスタマイズに関するご質問は、お気軽にお問い合わせ下さい。